皆さんこんにちは。石川彰です。
4月に入ると、いろんな会の役員が交代することで、特に小さい子供さんをお持ちのお母さんは、ピリピリしているのではないでしょうか。
私の二人の娘も、幼稚園の役員になったと言っていました。
仕事も多く、いろんな段取り、伝達事項の多さなど大変なようです。
先日あるお店で、昔私が小学校のPTAの会長をさせて頂いたときに、役員をして下さったお母さんに出会いました。
その方が私に「石川さんが会長になった時の話を今でも覚えていますよ。」
といいます。「どんな話だったでしょう」
と聞いてみますと、「ヤクはヤクにてヤクなり」という話だった。と言ってくださいました。
その話は新聞に載っていた、あるPTAの役員を終わったお母さんの話を皆さんに紹介した話でした。
役員を引き受けるのは結局は自分の為
「ヤクはヤクにてヤクなり」最初のヤクは、役員の役。役員を引き受けたことは、次のヤクは薬のヤク。なぜ皆わかってくれないのか。なぜこんなことしなくてはならないの、等悩んだことも多く、自分にとってとても薬になった。
最後のヤクは飛躍のヤク。しかしそれは、役員を終わってみれば自分の飛躍、成長につながっていた、という話でした。
今から30年も前の話なのに、覚えていて下さるなんて、
言葉ってすごい力を持っているものだな、と思うと同時に、言葉の大切さをしみじみ思いました。