皆さんこんにちは。石川彰です。
ある病院の心療内科がこんな注目される実験を行い
ました。
被験者を催眠状態に置き、まず「楽しい思い」の暗示を30分間
与えた後、血液を採取し血清を分離します。
さらに同じ被験者に次の30分は「不愉快な思い」の暗示を30分間
与え続けました。
その後同様に採取して血清を分離します。
こうして同一人物より採取された血清の抗菌力、いわゆる菌を殺す
力をチフス菌で調べた結果、楽しい暗示を受けた方が圧倒的に
強いという結果がでました。
さらに実験は、催眠時の時間を短くして繰り返しました。
その結果新たに分ったことは、「怒りや心配事などで感情を害した
としても、それが10分以内なら抗菌力に影響を及ぼすことは少ない」
ことも分りました。
10分以上怒ったり不愉快な思いをしていると抗菌力が低下
するというので気をつけよう。
(不快な気持ちも制限時間は10分なんですね。心に留めたいと思います。)