皆さんこんにちは。石川彰です。
最近のコロナウイルスはますます猛威を振るっていますね。
本当に心配になります。
さてそんな時、一休和尚のこんな言葉に出会いました。
一休和尚は亡くなる前に、「仏教が滅びるか、この寺が
倒れるか、そんな一大事の時には、この箱を開けるように・・」
と言い残して永眠しました。
それから何年後かに、寺にかかわる大問題が起こり、長老が
協議の末、一休和尚の残した箱を開けることにしました。
中に入っていた紙に書かれた言葉とは、
「なるようになる、心配するな」の一行です。
私たちは、まだ起きてもいない問題を予想して、「ああなったら
どうしよう、こうなったらどうしよう」と思い悩むことが
あります。
いわゆる取り越し苦労ですが、これほど害の多いものはない
といいます。
住職は心に不安や悩みのある人は、心の中で「なるようになる、
心配するな」この言葉を何回も繰り返すことで、取り除くことが
出来るといいます。
今回のコロナウイルスでも、先が見えない状況ですが、精一杯努力
したならば、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、
後は、「なるようになる。きっと良い方向に向かう」としか
言えないのかなと思うこの頃です。