皆さんこんにちは。石川彰です。
何かの雑誌で読んだのですが、民族学者の 谷川浩一さんと
いう方が、こんなことを言っています。
「日本の都会に住んでいると、生きている感謝の精神が
なくなります。
理由の1つは大都会には、(真の闇の世界がないこと)で真夜中
でも明かりが煌々とつき闇がないこと。人間にとって闇ほど怖い
ものはない。闇があることによって光の有り難さがわかります。
もうひとつは(人が多いこと)そのため、人がいる有難さを感じ
ないのです。むしろわずらわしさを感じるようになり、人に
対しての感謝の念がもてなくなってくる。
人間は人と対することで、初めて生きている喜びや、楽しみを
感じます。人がいないとコミュニケーションをとることは
出来ません。
相手のためになる喜びや、またその喜びを分かち合うことも
出来ません。」と言っています。
夜中でも明るいことと、人が沢山いることに感謝をする・・・
このようなこと、考えたこともないし初めて聞きました。