皆さん、こんにちは。
石川寝具ランド4代目、石川貴大です。
徐々に陽気も良くなって、
日が当たるとポカポカの小春日和ですね。
いやぁ、今日もたくさんいらっしゃいました。
お昼時のコンビニの駐車場。
昼食後、車内で昼寝をする営業マンのみなさま(笑)。
お腹も満たされて、車内はポカポカ。
もう、本当に気持ち良さそうです。
その光景を見ていつも私は思うんですね。
「あぁ、眠りを本当に理解されている、
きっとデキる営業マンに違いない!」と。
今回コラムのテーマはお昼寝のお話です。
皆さん、昼寝はしますか?
昼寝と言っても、まだまだ世間一般的には
罪悪感を感じている人が多いですよね。
でもこれは正反対!
悪いことでもなく、怠けることでもなく、
仕事や日常生活を豊かにする非常にすばらしいことなんです。
コンビニの駐車場で昼寝をしている営業マンは、
仕事をサボっているのではなく、
昼寝が午後の仕事能率を格段に上げることを知っていらっしゃるのですね。
たぶん・・・(笑)。
「毎日やることが多すぎて、睡眠時間が足りない!!」
このコラムをお読みの方にも、そんな方が多いと思います。
明らかに夜の睡眠時間が不足している方!!
特にそんな方に昼寝が有効なんです。
どれぐらいの効果があるのかと言うと・・・
15~30分の昼寝は夜の睡眠の2~3時間と同じくらい
脳の疲労回復に効果的と言われているんです。
夜の睡眠の2~3時間に相当するんですよ!!
これはむしろ、昼寝をしなきゃいけません!
ポイントは、からだの疲労回復ではなく、脳の疲労回復です。
睡眠にはレム睡眠(浅い眠り)と
ノンレム睡眠(深い眠り)があります。
この15~30分という時間は
深い眠りに移行する前のレム睡眠に近い状態なので、
脳の回復とスッキリとした目覚めを両立できる時間なのです。
昼寝をする上で、注意点は2つあります。
30分以内にすることと、16時以降はしないこと。
どちらもメラトニンの出方に影響が出てしまい、
夜の本格的な睡眠の妨げになってしまうからです。
「昼寝をする」ということは、
睡眠学的に言えば「レム睡眠をとる」ということです。
わかりました!
昼寝という言葉そのものが悪いのかもしれません。
「ちょっと休憩室でレム睡眠をとってきます。」
いいですねぇ。
明日からは昼寝、のことを、レム睡眠と呼びましょう!
日中のレム睡眠をちょっと取るということは、
脳を活性化したり発達させるだけでなく、
ストレスを緩和する効果もあります。
是非、みなさんも明日から昼食後の「レム睡眠」を。
脳もスッキリ!午後のお仕事もはかどりますよ~♪
シングルベッド | 幅97cm×長さ195cm |
セミダブルベッド | 幅120cm×長さ195cm |
ダブルベッド | 幅140cm×長さ195cm |
ワイドダブルベッド | 幅155cm×長さ195cm |
クイーンベッド | 幅170cm×長さ195cm |
これがごく一般的なベッドのサイズで、
メーカーによって5cm程度の誤差はあります。
敷きふとんでお休みの方は、
長さが210cmのロングサイズが多いと思います。
K様はセミダブルのベッドですから、その幅は120cm。
そのベッドに2人寝ですから
一人当たりが寝れる幅は約60cmなんですね。
一般成人の肩幅は50~60cm平均ぐらいありますから、
お二人が仰向きで寝たら、ほぼベッドの幅いっぱいっぱい!
十分な寝返りできるスペースはありません!
これではいくらオーダーメイドマットレスで寝ても、
快眠できないわけです!
ちなみに、快眠に最低限必要な枕の幅は63cm。
セミダブルのベッド(120cm幅)には
枕2個(63×2=126cm)は並べられません!
そう、セミダブルは1人寝用なんです!
たぶんセミダブルというネーミングが悪いんでしょうね。
ダブル(2人)という言葉が
2人寝を連想させてしまっているのかもしれません。
ぐっすり快眠できる敷き寝具の幅は
『肩幅+30cm』。
ですから、大人の方1人がお休みになるには
最低でもシングルサイズ(約100cm幅)が必要で、
欲を言えば、男性の方はセミダブルサイズでお1人寝ができれば
十分に寝返りのでき、疲れのとれる睡眠が可能となります。
いやぁ、そうとわかっていても、あとは寝室事情ですね。
しっかりとその大きさのベッドが置ける、布団が敷ける
スペースが必要になってくるんです。
ちなみにアメリカ。
アメリカでは私たちが通常使うシングルサイズのベッドって
なかなか見かけないんですね。
聞けば、あれは完全に「子供用のベッド」で、
大人が寝るサイズではないんだとか!
うーん、確かに体格の違いもありますが、
大きなベッドが悠々と置ける寝室&住宅事情。
広い国土がうらやましいですね!!
でも、毎日の活力は良質な睡眠からはじまります!
まずは寝床(ベッド・敷きふとん)の大きさから
見直しをしてみて下さい。
あっ、ちなみに小さいお子様と一緒に寝るのも厳禁!
理由は同じ。
ゆったりと大きな寝返りができないと、疲れが取れないんですよ。
子育てママの疲れは「添い寝」が原因かも知れません。
こちらもぜひチェックしてみて下さい。